“こしたんたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
虎視眈々86.7%
虎視眈眈6.7%
虎視耽々6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東国、北国の源氏が虎視眈々こしたんたんと都に目を向け、牙をみがいているというのに、これは余りにも呑気のんきな、時局認識に乏しい平家の有様であった。
しからばすなわちかの露国が虎視眈眈こしたんたんつねにその機会をまってこれを英国の手よりてんし奪わんと欲するはまたゆえなきにあらざるなり。しかしてかの露国はいかにしてこれを奪わんとするか。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
そうして、明智自身は賊から奪った黄金仮面、黄金マントでルパンの部下になりすまし、逃亡の自動車に同乗して、隙もあらば引捕えんと、虎視耽々こしたんたん機会を狙っていたのである。
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)