“虎視耽々”の読み方と例文
読み方割合
こしたんたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに於て嫉妬心から支那人に対し日本の中傷を試み、日本は今や虎視耽々こしたんたん支那を亡ぼさんとつとめている。甚だ危険である。我等欧米人にはかくの如き野心を持たぬ。
三たび東方の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)
そうして、明智自身は賊から奪った黄金仮面、黄金マントでルパンの部下になりすまし、逃亡の自動車に同乗して、隙もあらば引捕えんと、虎視耽々こしたんたん機会を狙っていたのである。
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)