“虎視”の読み方と例文
読み方割合
こし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
虎視こしタンタン、戦争をはるかに望んで武者ぶるいしている老若男女が数知れないのである。しかし、やっぱりダメだろうね。
武者ぶるい論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
たくさんな若い人材のなかには、石田佐吉のような、経理の才もあり、智謀にとむ者もいるが、多くは、一番槍、一番首などを虎視こしたんたんと望むもので
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)