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こぐわん
ふりがな文庫
“こぐわん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
古玩
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古玩
(逆引き)
日本の版画を愛し、日本の
古玩
(
こぐわん
)
を愛し、更に又日本の菊花を愛せる
伶※
(
れいへい
)
孤寂
(
こじやく
)
のゴンクウルを
想
(
おも
)
へば、青楼の一語短なりと
雖
(
いへど
)
も、無限の情味なき
能
(
あた
)
はざるべし。(一月二十九日)
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
陶器をペルシア、ギリシア、ワコ、
新羅
(
しらぎ
)
、
南京古赤画
(
なんきんこあかゑ
)
、
白高麗
(
はくかうらい
)
等を蔵すれども、
古織部
(
こおりべ
)
の
角鉢
(
かくばち
)
の
外
(
ほか
)
は言ふに足らず。
古玩
(
こぐわん
)
を愛する天下の士より見れば、恐らくは
嗤笑
(
しせう
)
を
免
(
まぬか
)
れざるべし。
わが家の古玩
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
当来の
古玩
(
こぐわん
)
の作家を有するは或は古玩を有するよりも多幸なる
所以
(
ゆゑん
)
なり。
わが家の古玩
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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