“こうじゅん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
高順40.0%
交詢20.0%
寇準20.0%
降順20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
互いに顧眄こべんの心があるので、敵ながらすぐ弓やほこに物をいわせようとせず、二、三の問答を交わしているうちに、下邳かひのほうから高順こうじゅん侯成こうせいが助けにきてくれたので
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
比較と交詢こうじゅんとの価値の大なる実例を経験するであろう。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
これでは寇準こうじゅんの如き立派な人を政敵にしても、永い間は勝誇った訳である。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
きょうまでは叛服はんぷく常なく、あしたに和を乞い、夕べには裏切り、始末の悪い存在だったが、秀吉の旗幟きしをいま眼前に見ると、ことごとく陣前に来て降順こうじゅんを約した。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)