“こうしんせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
貢進生66.7%
幸臣星33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄の在学中には、まだ地方から出て来た貢進生こうしんせいなどのいる頃だったので、今の青年には想像のできないような気風が校内のそこここに残っていたらしい。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
維新の際福井藩の貢進生こうしんせいとなり大学南校に入りそのいまだ業をへざるに先立ちてたまたま起立工商きりつこうしょう会社の巴里パリー博覧会に陳列所をもうくるの挙あるを聞き、陳列所の通弁をかねて売子となり仏国に渡航したり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「ね、ご覧」と儒者風の人物、「五帝座の中心黄帝星こうていせいが、幸臣星こうしんせいのために犯されようとしている。『黄帝坐して明きらかならざれば、すなわち人主じんしゅ勢いを奪わる』 ...
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)