“こうしゅん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
高峻66.7%
洪遵33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高山こうざんふもとの谷は深い。世界第一の高峻こうしゅん雪山せつさんつ印度のうみは、幾干いくばくの人の死体を埋めても埋めても埋めきれぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
オート・ヴィエンヌ州に近づくにつれて故国の方の甲州や信州地方で見るような高峻こうしゅんな山岳を望むことは出来ないまでも、一年余を巴里に送った身には久しぶりで地方らしい空気を吸うことが出来た。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
父の洪皓こうこうをはじめとして、せがれの洪适こうかつ洪遵こうしゅん、洪邁の一家兄弟、揃いも揃って名臣であり、忠臣であり、学者であること、実に一種の異彩を放っていると申してもよろしいくらいでありまして