“こうしゅだい”の漢字の書き方と例文
語句割合
絞首台100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絞首台こうしゅだいの幻影が、遠くからバーッと近づいて、眼界一ぱいにひろがり、また遠くから近づいて来た。あらゆる想念が、目まぐるしく彼の脳中をひらめき過ぎた。
月と手袋 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
泥棒をして懲役ちょうえきにされた者、人殺をして絞首台こうしゅだいのぞんだもの、——法律上罪になるというのは徳義上の罪であるからおおやけ所刑しょけいせらるるのであるけれども、その罪を犯した人間が
模倣と独立 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
死刑は絞首台こうしゅだいを使うことになっていた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)