“かうしゆだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
絞首台50.0%
絞首臺50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死刑の時絞首台かうしゆだい一人ひとりで歩いてゆける人は、ほとんまれださうだ。大抵たいていかかへられる様に台に登る。
拊掌談 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
美しい景色の中を通つて絞首臺かうしゆだいへ曳かれて行く者は、路邊に微笑ほゝゑんでゐる花のことよりも首斬臺と斧の齒のことを、骨と血管の斷たれることを、行き着く處に口を開けてゐる墓穴のことを考へる。