“こうしまど”の漢字の書き方と例文
語句割合
格子窓100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
机の前には格子窓こうしまどがある、——その窓から外を見ると、向うの玩具問屋おもちゃどんやの前に、半天着はんてんぎの男が自転車のタイアへ、ポンプの空気を押しこんでいた。
お律と子等と (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
もし他の者がそういう地位に立ったら、テナルディエにもらった綱とこれからはいるべき第一の地牢ちろう格子窓こうしまどとに、おそらく漠然ばくぜんと思いをせたであろう。
聞いて格子窓こうしまどの外からおかしくてたまらないといったように、いとも朗らかにうち笑ったのは名人右門です。