“こうぎょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
薨御33.3%
香魚33.3%
黄魚33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公方様くぼうさま、御不例御座遊ばされそうろうところ、御養生かなわせられず、去る二十日の上刻、大坂表において薨御こうぎょ遊ばされ候。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
そんな時に払暁ふつぎょうよく私達は鮎を嗅ぐ、未明の靄の中で渓流のほとりを行くと、実際に香魚こうぎょといふだけあつて鮎は匂ふ、川の中から匂ふ、水面に跳ね始めたら誰にでも匂ふが
夏と魚 (新字旧仮名) / 佐藤惣之助(著)
「実は一日前に、大きい黄魚こうぎょ石首魚いしもち)が漁師の網にかかりましたので、それを料理してお客さまに差し上げようと存じましたが……」