“こいづみやくも”の漢字の書き方と例文
語句割合
小泉八雲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人生さいはひにこの別乾坤あり。誰か又小泉八雲こいづみやくもと共に、天風海濤てんぷうかいたうの蒼々浪々たるの処、去つて還らざる蓬莱ほうらい蜃中楼しんちうろうを歎く事をなさん。(一月二十二日)
小泉八雲こいづみやくも一人ひとりを除けば、かくロテイは不二山ふじさん椿つばきやベベ・ニツポンを着た女と最も因縁いんねんの深い西洋人である。そのロテイを失つたことは我我日本人の身になるとまんざら人ごとのやうに思はれない。
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)