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げすおとこ
ふりがな文庫
“げすおとこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
下司男
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下司男
(逆引き)
下司女
(
げすおんな
)
をハシタ・ハシタモノと呼ぶに対して、
下司男
(
げすおとこ
)
をチュウゲンと呼んだ例も古い。古今著聞集に
間人考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
炒
(
あぶ
)
り焼きして心見よ、と云うと、情無い
下司男
(
げすおとこ
)
は、其言葉通りにして見て、これはことの外に結構でござる、
生身
(
いきみ
)
の
炒
(
あぶ
)
り焼きは、死したるのよりも遥かに勝りたり、などと云った。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
それに、嘘ではなく、
仮借
(
かしゃく
)
のない
下司男
(
げすおとこ
)
の力に、心臓がしめられるようだった。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(3作品)
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