“げごし”の漢字の書き方と例文
語句割合
毛越100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庵室あんじつの客人が、唯今ただいま申す欄干らんかんに腰を掛けて、おくれ毛越げごしにはらはらとなびいて通る、雪のような襟脚えりあしを見送ると、今、小橋こばしを渡ったところで、中の十歳とお位のがじゃれて、その腰へき着いたので
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)