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けんえい
ふりがな文庫
“けんえい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
巻纓
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巻纓
(逆引き)
無紋の
袍
(
ほう
)
に灰色の
下襲
(
したがさね
)
で、
冠
(
かむり
)
は喪中の人の用いる
巻纓
(
けんえい
)
であった。こうした姿は美しい人に落ち着きを加えるもので
艶
(
えん
)
な趣が見えた。
源氏物語:09 葵
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
また『太平記抄』慶長十五年作二十四巻、
巻纓
(
けんえい
)
の老懸の註に、老懸とは
下々
(
しもじも
)
の者の鍋取というような物ぞと見え、寛永十九年の或記に
浅黄
(
あさぎ
)
の
指貫
(
さしぬき
)
、鍋取を冠り、弓を持ち矢を負うとあり。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
けんえい(巻纓)の例文をもっと
(2作品)
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