トップ
>
くろうどどころ
ふりがな文庫
“くろうどどころ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蔵人所
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蔵人所
(逆引き)
兄の貞盛は、もうとくに、勧学院を卒業して、御所の
蔵人所
(
くろうどどころ
)
に、勤めている。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼女が一条天皇の
中宮定子
(
ちゅうぐうていし
)
の侍女として、この若き中宮の
寵愛
(
ちょうあい
)
を一身に集めていたころ、宮内の私事を司どる
蔵人所
(
くろうどどころ
)
の長官としては、
藤原行成
(
ふじわらのゆきなり
)
(
頭弁
(
とうのべん
)
)、藤原
斉信
(
ただのぶ
)
(頭中将)などがあった。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
池の魚を載せた台を左近少将が持ち、
蔵人所
(
くろうどどころ
)
の
鷹飼
(
たかが
)
いが北野で狩猟してきた一つがいの鳥を右近少将がささげて、寝殿の東のほうから南の庭へ出て、
階段
(
きざはし
)
の左右に
膝
(
ひざ
)
をついて献上の趣を奏上した。
源氏物語:33 藤のうら葉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
くろうどどころ(蔵人所)の例文をもっと
(7作品)
見る
検索の候補
くらうどどころ
くらんどどころ