“くもいたつお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雲井龍雄66.7%
雲井竜雄33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
住いは六十五のとき下谷徒士町したやかちまちに移り、六十七のとき一時藩の上邸に入っていて、麹町一丁目半蔵門外の壕端ほりばたの家を買って移った。策士雲井龍雄くもいたつおと月見をした海嶽楼かいがくろうは、この家の二階である。
安井夫人 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
たとえば、明治二年には、横井小楠よこいしょうなんの暗殺、雲井龍雄くもいたつおの乱がおこった。
しかも賤妓せんぎ冶郎やろうが手をつて一唱三歎いっしょうさんたんする者はこの都々逸なり。いやしくも詩を作る者は雲井竜雄くもいたつお西郷隆盛さいごうたかもりらの詩を以て、浅薄露骨以て詩と称するに足らずとなす。
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)