雲井龍雄くもいたつお)” の例文
新字:雲井竜雄
住いは六十五のとき下谷徒士町したやかちまちに移り、六十七のとき一時藩の上邸に入っていて、麹町一丁目半蔵門外の壕端ほりばたの家を買って移った。策士雲井龍雄くもいたつおと月見をした海嶽楼かいがくろうは、この家の二階である。
安井夫人 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
たとえば、明治二年には、横井小楠よこいしょうなんの暗殺、雲井龍雄くもいたつおの乱がおこった。