“くだされ”の漢字の書き方と例文
語句割合
被下100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尚過日は沢山の御手当を頂戴仕り万々難有御礼申上候、来年は御健やかなる体を拝したく、是非御入湯被下くだされ候様御願申上候
仙人掌の花 (新字新仮名) / 山本禾太郎(著)
昨日は又、創作、『ほっとした話』一篇、御恵送被下くだされ厚く御礼申上候。来月号を飾らせていただきたく、お礼如此かくのごとくに御座候。諷刺文芸編輯部、五郎、合掌。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「雪の結晶の撮影に関する貴君の卓越せる技術を伝授被下くだされ、誠に感謝の至りに御座候ござそうろう」というのであった。
雪雑記 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)