“くずりゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
九頭竜80.0%
九頭龍20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鯉七 当国には、板取いたどりかえる九頭竜くずりゅうながれを合せて、日野川の大河。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
おい青島、堂脇どうわき九頭竜くずりゅうの奴といっしょに来るといってたか。
ドモ又の死 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
満巻上人に祈り伏せられた悪龍は、その後ふたたび姿をみせないが、九頭龍くずりゅう明神と呼ばれて、今も蘆の湖の神と仰がれている。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)