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くごうむら
ふりがな文庫
“くごうむら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
公郷村
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公郷村
(逆引き)
相州三浦
(
そうしゅうみうら
)
、横須賀在、
公郷村
(
くごうむら
)
の方に住む
山上七郎左衛門
(
やまがみしちろうざえもん
)
から旅の記念にと贈られた
光琳
(
こうりん
)
の軸がその暗い壁のところに隠れていたのだ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
もはや、半蔵らはこれから尋ねて行こうとする横須賀在、
公郷村
(
くごうむら
)
の話で持ち切った。五百年からの歴史のある古い
山上
(
やまがみ
)
の家族がそこに住むかと語り合った。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
のみならず、横須賀海岸の
公郷村
(
くごうむら
)
とは、黒船上陸の地点から遠くないところとも聞く。半蔵の胸はおどった。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
言って見れば、山上一族が住む相州
三浦
(
みうら
)
の
公郷村
(
くごうむら
)
からほど遠からぬ横須賀の漁港に、そこに新しいドック修船所が幕府の手によって開き始められていたのだ。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
初めて一緒に江戸への旅をして
横須賀
(
よこすか
)
在の
公郷村
(
くごうむら
)
に遠い先祖の遺族を
訪
(
たず
)
ねた青年の日から、今はすでに四十二歳の
厄年
(
やくどし
)
を迎えるまでの半蔵を見て来た寿平次には
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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