“ぎんずり”の漢字の書き方と例文
語句割合
銀摺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにつれて、大床おおゆかの中ほどへすすみ出た観世清次は白の小袖に白地に銀摺ぎんずり大口袴おおぐち穿き太刀を横たえ、じょう仮面おもてをつけていた。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「大紋の紅のものの広袖ひろそで。裏はもみ紅梅こうばい銀摺ぎんずりの小袖をこそ賜われ」
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)