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ぎんず
ふりがな文庫
“ぎんず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
銀摺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀摺
(逆引き)
その陣羽織は、
銀摺
(
ぎんず
)
りに
雪南天
(
ゆきなんてん
)
の
朱
(
あか
)
い
実
(
み
)
をちりばめた
燦々
(
さんさん
)
たるもの。そして、かぶとは用いず、彼が好みの道誉笠だ。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは赤地に草模様を
銀摺
(
ぎんず
)
りした女扇だったが、川風にクルクルと舞って、あらぬ方角へ飛んで行った——と、簾を垂れこめていた小形の船の
主
(
ぬし
)
が、その扇を拾い取ったらしい。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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