“ぎんす”の漢字の書き方と例文
語句割合
銀子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから命名式の当日はその親族、朋友らからして酒肉あるいは衣服または銀子ぎんす等の贈物おくりものをして来る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
おだどのよりの引出物ひきでものには、一文字宗吉のおん太刀をはじめおびたゞしき金子きんす銀子ぎんす馬代うまだいを御けらいしゅうへまでくだしおかれ、あさいどのよりの御かえしには、おいえ重代じゅうだいの備前かねみつ
盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
秀吉はまず自分が三つとり、残りを大阪城の西ノ丸の大広間に陳列し、壺の重さ一匁について銀子ぎんす一貫目の割で諸大名に頒けた。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)