“ぎょゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
魚油83.3%
御油16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おばあさんは、魚油ぎょゆランプのそばに立って、さかなを焼いていました。トナカイは、おばあさんに、ゲルダのことをすっかり話しました。もっとも、それよりもさきに、自分のことを話しました。
さかやきの浪人であります。年二十七、八、肩幅のわりに痩身そうしんではあるが、浅黒い皮膚には精悍せいかんな健康が魚油ぎょゆを塗ったようにみなぎっている。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どうしたものか三河の国の御油ぎょゆの駅路近くやって来た時に、道を迷ってあらぬ方へ行った。そうして寂しい山村へ来た。
一枚絵の女 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)