“ぎょぶつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
御物100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またもし千数百年前に渡っていて、これが勿体もったいないたとえではあるが、仮に正倉院しょうそういん御物ぎょぶつに混っていたとしても、何人なんぴともその価値を疑わないに違いない。
台湾の民芸について (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
かしこしとも畏こし、帝室の御物ぎょぶつと唐室の御物とを、一つにつなぎ合わせた稀代の逸品という触れこみなのさ。
この琴は宮中の宜陽殿ぎようでんに納めておかれた御物ぎょぶつであって、どの時代にも第一の名のあった楽器であったが
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)