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ぎょうが
ふりがな文庫
“ぎょうが”の漢字の書き方と例文
語句
割合
仰臥
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仰臥
(逆引き)
と、ひそかに案じていたらしい織田方の負傷者たちは、やがて彼が縁を通って奥へ入ってゆく姿を、
仰臥
(
ぎょうが
)
したままの眸で拝むように見送っていた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
病舎に着くとすぐに病室に入れられ、氷を胸の上にのせて、太田は絶対
仰臥
(
ぎょうが
)
の姿勢を取ることになったのである。
癩
(新字新仮名)
/
島木健作
(著)
そして、身を退こうとする阿賀妻を、
仰臥
(
ぎょうが
)
した怪我人はとぎれた声で呼びとめた。これだけは聞いておいて貰いたい思いをこめて、あえぎながら云った。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
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