“きよちか”の漢字の書き方と例文
語句割合
清親100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それまでは十一の大区に分たれていたのである。私は柳北りゅうほくの随筆、芳幾よしいく錦絵にしきえ清親きよちかの名所絵、これに東京絵図を合せ照してしばしば明治初年の渾沌こんとんたる新時代の感覚に触るる事を楽しみとする。
ただし俳諧の方には北斎・崋山かざん暁斎ぎょうさい清親きよちかを経て、現在の漫画隆盛に到達したような閲歴は無く、人はただ発句ほっく出丸でまる籠城ろうじょうして、みずから変化の豊かなる世相描写を制限することになったが
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)