“きょきん”の漢字の書き方と例文
語句割合
醵金100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時分には有志の者が醵金きょきんして構内にうまやをこしらえて、三頭の馬と、馬の先生とを飼っておいた。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
東京市民が、醵金きょきんをし合って献納けんのうした十五機から成る東京愛国飛行隊は、どうしているであろうか。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
とにかく今日は艶福えんぷくの多い日だッた。……………………日の立つのは早いものでう自分が死んでから一周忌も過ぎた。友達が醵金きょきんしてこしらえてくれた石塔も立派に出来た。
(新字新仮名) / 正岡子規(著)