“きょうどとい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
強弩都尉50.0%
彊弩都尉50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天漢三年の秋に匈奴きょうどがまたもや雁門がんもんを犯した。これにむくいるとて、翌四年、漢は弐師じし将軍李広利りこうりに騎六万歩七万の大軍をさずけて朔方さくほうを出でしめ、歩卒一万を率いた強弩都尉きょうどとい路博徳ろはくとくにこれをたすけしめた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
当時居延きょえんたむろしていた彊弩都尉きょうどとい路博徳ろはくとくが詔を受けて、陵の軍を中道まで迎えに出る。そこまではよかったのだが、それから先がすこぶるまずいことになってきた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)