トップ
>
きょうぜつ
ふりがな文庫
“きょうぜつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
叫絶
33.3%
嬌舌
33.3%
狂舌
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叫絶
(逆引き)
白い刃の切っ
尖
(
さき
)
をつきつけられ、巧雲は髪ふりみだして悲鳴をあげた。足の指を曲げて爪さき立ち、眉をひそめ、
喉
(
のど
)
を伸ばして
叫絶
(
きょうぜつ
)
する。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
叫絶
(
きょうぜつ
)
一
喚
(
かん
)
、これは
唐風
(
からふう
)
な
彼国
(
かのくに
)
の表情表現法で、わが国の春語のごとく、
哭
(
な
)
くとはいわない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きょうぜつ(叫絶)の例文をもっと
(1作品)
見る
嬌舌
(逆引き)
一杯に日の当った南軒の障子に対しても、影の主はその
嬌舌
(
きょうぜつ
)
を弄する義務がある。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
きょうぜつ(嬌舌)の例文をもっと
(1作品)
見る
狂舌
(逆引き)
越前守は、かの女の
狂舌
(
きょうぜつ
)
がやむのを待ってそういった。かの女は、それに反撥する一語の気力すら残していなかった。白洲のすすり泣きだけが答えだった。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きょうぜつ(狂舌)の例文をもっと
(1作品)
見る