“きょうじや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
経師屋96.6%
経師職3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「叔母さん、すこし吾家うちも片付きました。ちと何卒どうぞ被入いらしって下さい。経師屋きょうじやを頼みまして、二階から階下したまですっかり張らせました」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
家に帰れば、留守の間に経師屋きょうじや来りて、障子を貼りかえてゆく。英一のありし部屋、にわかに明るくなりたるように見ゆるもかえって寂し。
「あれは町内の経師職きょうじやの伜で、弥三郎というんです」
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)