“きゅうあもう”の漢字の書き方と例文
語句割合
旧阿蒙100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
流沙河りゅうさがの水を出てから、いったいどれほど進歩したか? 依然たる呉下ごか旧阿蒙きゅうあもうではないのか。この旅行における俺の役割にしたって、そうだ。
文学部に這入ってからも、三角同盟の制裁は依然としていて、児島と僕とは旧阿蒙きゅうあもうであった。
ヰタ・セクスアリス (新字新仮名) / 森鴎外(著)
同輩の者達がだんだん出世するのに自分だけ呉下の旧阿蒙きゅうあもうでいるのは余り腑甲斐ふがいなくもあるし、その後子供たちの数も殖えて、生活費がかさんで行く一方、経済界の変動や何かで
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)