“きとうしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祈祷書75.0%
祈祷所25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当番とうばん生徒せいと祈祷書きとうしょを見ながら、歌わないで読むことになっている祈祷きとう朗誦ろうしょうした——その朗誦がやはり大声の無表情むひょうじょうで、一口にいえば、何もかもいつものとおりだった。
身体検査 (新字新仮名) / フョードル・ソログープ(著)
がしだいにそれを矯正きょうせいしていった。彼女は大きい活字のラテン語の祈祷書きとうしょのほかは何も読まなかった。彼女はラテン語は知らなかったが、その書物の意味はよく了解した。
不思議な小娘は、しめなわをものものしげに張りめぐらしたそこの右側の扶桑教ふそうきょう祈祷所きとうしょと見える一軒へ、主従ふたりを誘うかのごとくにおどおどとはいりました。
同じような戸棚を白い布とまがいレースとで適宜におおって、司教は祈祷所きとうしょに備える祭壇を作っていた。