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きっきょうかふく
ふりがな文庫
“きっきょうかふく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
吉凶禍福
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉凶禍福
(逆引き)
やがてのことに、わっとひときわ高く、諸人のどよめきがあがったのは、いよいよ
吉凶禍福
(
きっきょうかふく
)
につけ、司馬道場の名物の
撒銭
(
まきぜに
)
がはじまったのである。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
到る処
辻々
(
つじつじ
)
の群衆に対して、次の年の
吉凶禍福
(
きっきょうかふく
)
を、神の言葉として触れあるいたようである。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
もし世間が元日に対する
僻見
(
へきけん
)
を撤回して、
吉凶禍福
(
きっきょうかふく
)
共にこもごも起り得べき、平凡
且
(
かつ
)
乱雑なる一日と
見做
(
みな
)
して
呉
(
く
)
れる様になったら、余も
亦
(
また
)
余所行
(
よそゆき
)
の色気を抜いて平常の心に立ち返る事が出来るから
元日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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