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きそふくしま
ふりがな文庫
“きそふくしま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
木曾福島
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木曾福島
(逆引き)
木曾福島
(
きそふくしま
)
の姉の家から東京のほうへ帰って行く時のことでした。わたしはその途中で信州
小諸
(
こもろ
)
に木村先生の住むことを思い出しました。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
姉夫婦とその娘とは
木曾福島
(
きそふくしま
)
から、おじたちはとなり村の
吾妻村
(
あずまむら
)
からというふうに、
親戚
(
しんせき
)
や古い知り人は郷里の
神坂村
(
みさかむら
)
へと集まって来ていました。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
木曾福島
(
きそふくしま
)
は
馬市
(
うまいち
)
の立つ町としても昔から知られています。その馬市のことを木曾地方のものは「お
毛附
(
けづけ
)
」とも言います。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
七月にはいって、
吉左衛門
(
きちざえもん
)
は
木曾福島
(
きそふくしま
)
の用事を済まして出張先から引き取って来た。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
できることなら彼も二人の友人と行動を共にしたかった。でも、
木曾福島
(
きそふくしま
)
の代官山村氏の支配の下にある馬籠の庄屋に、それほどの自由が許されるかどうかは、すこぶる疑問であった。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
この
谿谷
(
けいこく
)
の最も深いところには
木曾福島
(
きそふくしま
)
の関所も隠れていた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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