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きずいせん
ふりがな文庫
“きずいせん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
黄水仙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄水仙
(逆引き)
俊助は
金口
(
きんぐち
)
の
煙草
(
たばこ
)
に火をつけると、気軽そうにこう云って、
卓子
(
テエブル
)
の上に置いてある
黄水仙
(
きずいせん
)
の鉢へ眼をやった。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
椿
(
つばき
)
あり、つつじあり、
白丁
(
はくちょう
)
あり、サフランあり、
黄水仙
(
きずいせん
)
あり、
手水鉢
(
ちょうずばち
)
の下に
玉簪花
(
たまのかんざし
)
あり、庭の隅に
瓦
(
かわら
)
のほこらを祭りてゴサン竹の藪あり、その下にはアヤメ、シヤガなど咲きて土常に
湿
(
うるお
)
へり。
わが幼時の美感
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
犬の
気色
(
けしき
)
に驚いた野村と俊助とは、
黄水仙
(
きずいせん
)
の鉢を隔てて向い合いながら、一度にその方へ振り返った。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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