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きざえもん
ふりがな文庫
“きざえもん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
喜左衛門
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喜左衛門
(逆引き)
……聞いている
喜左衛門
(
きざえもん
)
の
皺
(
しわ
)
の深い顔に、思わず明るい微笑がみなぎると、かれは吸いかけた火玉をプッ——と吹いて、ついで
吐月峰
(
はいふき
)
のふちをとんとたたいた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
当時の留守居役所には、この
二人
(
ふたり
)
の下に留守居
下役
(
したやく
)
杉浦多吉
(
すぎうらたきち
)
、留守居
物書
(
ものかき
)
藤田徳太郎
(
ふじたとくたろう
)
などがいた。杉浦は後
喜左衛門
(
きざえもん
)
といった人で、事務に
諳錬
(
あんれん
)
した六十余の老人であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
あれは
田原町
(
たわらちょう
)
三丁目の
家主
(
やぬし
)
喜左衛門
(
きざえもん
)
と
鍛冶屋富五郎
(
かじやとみごろう
)
鍛冶富
(
かじとみ
)
というのを
請人
(
うけにん
)
にして雇い入れたのだ。よく働く。眼をかけてやってくれ。どうも下女は婆あに限るようだて。当節の若いのはいかん
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
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