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きうつしょう
ふりがな文庫
“きうつしょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
気鬱症
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気鬱症
(逆引き)
「まあ、
気鬱症
(
きうつしょう
)
とか申すのだそうでございましょうかな。滅多にございませんが、一旦そうおなりになると一人であすこへ
閉籠
(
とじこも
)
って、人と口を利くのを嫌がられます」
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
一時
小康
(
しょうこう
)
を得て、オペラを書いたり、指揮者になったりしたが、
気鬱症
(
きうつしょう
)
は次第に
募
(
つの
)
って、一八五四年二月には突然発作を起してライン河に投じ、その時は人に救われたが、二年後の七月
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
気鬱症
(
きうつしょう
)
にでもとり
憑
(
つ
)
かれましたか、月を見ると——、そうで厶ります。馬鹿な奴めが、月を見るといつもこの通りめそめそするのがこの男のこの頃の病で厶りますゆえ御見のがし下さりませ。
十万石の怪談
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
きうつしょう(気鬱症)の例文をもっと
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