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がちや
ふりがな文庫
“がちや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鏗
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鏗
(逆引き)
何やら探す樣な
氣勢
(
けはひ
)
がしてゐたが、
鏗
(
がちや
)
りと銅貨の相觸れる響。——
霎時
(
しばし
)
の間何の物音もしない、と老女の枕元の障子が靜かに開いて、
窶
(
やつ
)
れたお利代が顏を出した。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
何やら探す様な
気勢
(
けはひ
)
がしてゐたが、
鏗
(
がちや
)
りと銅貨の相触れる
響
(
ひびき
)
。——
霎時
(
しばし
)
の間何の物音もしない、と
老女
(
としより
)
の
枕頭
(
まくらもと
)
の障子が静かに開いて、
窶
(
やつ
)
れたお利代が顔を出した。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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