“がくしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
楽手75.0%
鰐首25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花の楼台ろうだいには、楽手がくしゅや歌姫がならび、玻璃はり銀盤ぎんばんの卓には、珍味が盛り飾られて、朝野の貴紳があらゆる盛装を競ッていた。中でも、一きわ目につく貴公子は、どういう身分のお人なのか
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
若い楽手がくしゅの戦死に対するK中尉の心もちはこの海戦の前の出来事の記憶と対照を作らずにいるわけはなかった。彼は兵学校へはいったものの、いつか一度は自然主義の作家になることを空想していた。
三つの窓 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
アームメットは鰐首がくしゅ獅胴河馬尻かばじりぬえ的合成獣で、もし死人の心臓と直な羽の重量めかたが合わば死人の魂は天に往き得るも