“かんゐんのみや”の漢字の書き方と例文
語句割合
閑院宮100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちまち青木外相夫婦及び令嬢が、ずうと玄関の入口まで出で行くを何事と眺むれば、閑院宮かんゐんのみや同妃殿下の来りたまへるなり。群衆はさつと道を開きぬ。
燕尾服着初めの記 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
咄さん拙者は九條家の家來なり一體公家方は官位高く祿ろくひくきもの故に聊か役にたつものあれば諸家方より臨時お雇ひに預る事あり拙者九條家に在勤中ざいきんちうは北の御門みかど御笏代おしやくがはりに雇れ參りし事折々なり此きた御門みかどとは四親王の家柄にて有栖川宮桂宮かつらのみや閑院宮かんゐんのみや伏見宮ふしみのみや
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)