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かんじやく
ふりがな文庫
“かんじやく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
閑寂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
閑寂
(逆引き)
一とたび鐘の音にかき亂された闇は、元より靜かな
閑寂
(
かんじやく
)
さに返つて、町の
遠音
(
とほね
)
も死んだやう。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
二羽も三羽もこの
閑寂
(
かんじやく
)
な梅林へ來て遊んだ。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
閑寂
(
かんじやく
)
な春晝は、一ぺんにその靜けさを掻き破られて、引釣つたやうな聲、あわたゞしい足音、淺嘉町の一角が、人から人へ、家から家へと、波打つやうに不安と恐怖を傳へて行くのです。
銭形平次捕物控:285 隠れん坊
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
かんじやく(閑寂)の例文をもっと
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