“かんしゅくしょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
甘粛省100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして南安郡(甘粛省かんしゅくしょう蘭州らんしゅうの東)の城中へ入り、これへ諸方の大軍を吸って堅固をたのんだ。南安は著名な堅城である。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
西涼州せいりょうしゅう甘粛省かんしゅくしょう陝西せんせい奥地一帯)の太守馬騰ばとうをお召しになり、彼の擁している匈奴きょうどの猛兵や、今日まで無傷に持たれている軍需資源をもって、玄徳を討たせるのです。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
西涼せいりょう甘粛省かんしゅくしょう・蘭州)の地にある董卓とうたくは、前に黄巾賊の討伐の際、その司令官ぶりは至ってかんばしくなく、乱後、朝廷から罪を問われるところだったが、内官の十常侍一派をたくみに買収したので
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)