“かわせがき”の漢字の書き方と例文
語句割合
川施餓鬼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸日本橋小網町こあみちょうの廻船問屋港屋太蔵みなとやたぞう方へ嫁に来ていて、夫婦仲もたいへんにむつましかったのだが、このお盆の十五日、ひわという下女を連れて永代へ川施餓鬼かわせがきに行った帰途かえりみち
「玉井さん、今年も、組合の「川施餓鬼かわせがき」をやりますか」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
しなに、川施餓鬼かわせがきで迷つた時、船頭が入れたかんてらの火よりさきに乗つて、舳にちよこなんと控へたのであつた。
光籃 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)