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かれおばな
ふりがな文庫
“かれおばな”の漢字の書き方と例文
語句
割合
枯尾花
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枯尾花
(逆引き)
枯尾花
(
かれおばな
)
を幽霊と見ておそれるような結果になってしまうのである、それを検討することに於て
余は大衆作家にあらず
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
夕日の残る
枯尾花
(
かれおばな
)
、
何処
(
どこ
)
やらに鳴く
夕鴉
(
ゆうがらす
)
の声も、いとどさすらえ人の感を深くし、余も妻も唯
黙
(
だま
)
って歩いた。
我儕
(
われら
)
の行衛は
何処
(
どこ
)
に落ちつくのであろう? 余等は
各自
(
てんで
)
に斯く案じた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
中には
随分
(
ずいぶん
)
『
正躰
(
しょうたい
)
見たり
枯尾花
(
かれおばな
)
』というようなのもあります。
薄どろどろ
(新字新仮名)
/
尾上梅幸
(著)
かれおばな(枯尾花)の例文をもっと
(7作品)
見る
“かれおばな”の意味
《名詞》
(冬の時季の)枯れたすすき。また、その穂。かれすすき。
(出典:Wiktionary)