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かもめじり
ふりがな文庫
“かもめじり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鴎尻
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鴎尻
(逆引き)
先年
陸奧
(
みちのく
)
の戰ひに餓ゑて人の肉を食つて以來、鹿の
生角
(
いきづの
)
さへ裂くやうになつたと云ふ強力の侍が、下に腹卷を着こんだ容子で、太刀を
鴎尻
(
かもめじり
)
に
佩
(
は
)
き
反
(
そ
)
らせながら
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
時流外
(
なみはづ
)
れに粗大なる布衣を着て
鐵卷
(
くろがねまき
)
の丸鞘を
鴎尻
(
かもめじり
)
に
横
(
よこた
)
へし
後姿
(
うしろすがた
)
を、蔭にて
指
(
ゆびさ
)
し笑ふ者も少からざりし。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
先年
陸奥
(
みちのく
)
の戦ひに餓ゑて人の肉を食つて以来、鹿の
生角
(
いきづの
)
さへ裂くやうになつたと云ふ
強力
(
がうりき
)
の侍が、下に腹巻を着こんだ容子で、太刀を
鴎尻
(
かもめじり
)
に
佩
(
は
)
き
反
(
そ
)
らせながら
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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