“かみなかしも”の漢字の書き方と例文
語句割合
上中下100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老船頭 (船底に茅火をあてながら唄う)はあ、利根はよいとこ、上中下かみなかしもの、どこを見たとて、花が咲く。
一本刀土俵入 二幕五場 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
温泉あり。綿の湯といふ。上中下かみなかしもわかつている。上の湯は清灑せいしやにして臭気なし。これを飲めば酸味あり。上の湯の流あまりをたむるを中といひ、又それにつぐを下といふ。轎夫けうふ駄児たじの類浴する故穢濁くわいだくなり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)