“かみがも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上賀茂60.0%
上加茂40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源氏の姫君の太子の宮へはいることはこの二十日はつか過ぎと日が決定した。姫君のために紫夫人は上賀茂かみがもやしろ参詣さんけいするのであったが、いつものように院内の夫人を誘ってみた。花散里はなちるさと明石あかしなどである。
源氏物語:33 藤のうら葉 (新字新仮名) / 紫式部(著)
その間に私たちは京都市外上加茂かみがもに民藝協団を計画し、また日本民藝美術館の設立を計り、度々蒐集の旅に上った。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
終りに私の志を信じ京都市外上加茂かみがもに最初の工藝協団を結んでくれた青田五良、黒田辰秋くろだたつあき、鈴木実の三氏に尽きぬ感謝を贈る。本書の装幀そうていに用いた布は同協団の考案にかかる。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)