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かみがたもの
ふりがな文庫
“かみがたもの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
上方者
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上方者
(逆引き)
これらよりもずっと著われたは安永二年
菅専助
(
すがせんすけ
)
作『
傾城恋飛脚
(
けいせいこいのたより
)
』で全国に知れ渡り、「
忠兵衛
(
ちゅうべえ
)
は
上方者
(
かみがたもの
)
で二分残し」とよまれた亀屋の亭主をしくじらせた北の新地槌屋の抱え
梅川
(
うめがわ
)
じゃ。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
元来が
上方者
(
かみがたもの
)
の
吝嗇家
(
しまりや
)
だったから、御殿奉公中からちょびちょび
小金
(
こがね
)
を溜めて大分持っていたそうだ、しかしもう
齢
(
とし
)
が
齢
(
とし
)
なので屋敷も
暇
(
ひま
)
を貰って自分は
此処
(
ここ
)
へ一軒
新
(
あた
)
らしく家を建てたが
暗夜の白髪
(新字新仮名)
/
沼田一雅
(著)
一人は
上方者
(
かみがたもの
)
、ひとりは江戸っ子ですが、不思議に二人の気が合って、これから一緒に京大阪へ行ってひと稼ぎしようと約束していたので、藤吉は金蔵を捨てても行かれず
半七捕物帳:64 廻り灯籠
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
かみがたもの(上方者)の例文をもっと
(6作品)
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